皆さん、今日もお疲れ様です。現役内科医のさとっこ先生です。
リリーちゃんが突然、予期せぬことを言いだしました。
「パパ塾でチャレンジやってるじゃん。なんか授業が退屈なんだ……」
先取学習のおかげ…いや、むしろそのせいで授業が退屈とのこと。たまの計算ミスもあるし漢字も完ぺきとはいえない、まさかそんなことを思っているとは。大変驚きました。
でもよく考えると、小学2年生。まだまだ難しい内容には取り組んでいないですし、家庭学習の習慣が確立して予習をしっかり出来ているご家庭では似たようなコメントがあるかもしれません。珍しいことではないですよね。
このままで良いのかな?もっと才能を伸ばしてあげることが出来るんじゃ?それについて、現役の内科医であるさとっこ先生の考えを述べさせていただきます。参考にして頂けますと幸いです。
先取り学習したことで授業が退屈になってしまった話
あるとき突然、リリーちゃんがこんなことを言い出しました。

パパ塾でチャレンジやってるじゃん
授業が知ってることばっかりでちょっと退屈……
算数簡単だよ……
リリーちゃんの現在の学力は?
まず言っておきますが、リリーちゃんが特別に優秀ということはないです、断じてない(←少しは表現に配慮しなさいよ、とセルフ突っ込み笑)。
学校のカラーテストは100点が多い(たまに変な間違いしているくらい)。でも、ちょっとした計算ミスは未だにあるし、漢字は少し苦手。チャレンジ 1ねんせい、冬の実力診断テストは算数93点、国語86点(どちらも2問間違い)、ちょうど全国平均くらいでした。少し家庭学習を頑張っているスタンダードな子、だと思ってます。

学校の授業は簡単でつまらない!
もっとレベルが高いことに挑戦したい!!
都会の勉強ガチ勢が同じコメントを言っているのとはレベルが違いますよ。色々なブログありますけど、皆さん優秀でびっくりします。1学年上の進研ゼミを受講してたりしますからね。
授業が退屈で問題はないのか? -さとっこ先生の考え-
特に問題はないと思います。むしろ、”今の家庭学習がちょうど良い、うまくいっている”とすら思います。そもそも、パパ塾をやっている目的は、「たかだか勉強で苦労しないため。勉強なんかに心理的な負担を感じず、小学校を目いっぱい楽しむため!」です。うん、学校の勉強は負担になってない。今のところ、ある意味目的を達成しているってわけです。学年が上がるにつれて学ぶ内容が難しくなって科目も増えれば、退屈と感じることは減ると思いますし。
今のところ、学校は楽しくて悩みらしい悩みもないようです。毎朝元気に笑顔で「行ってきます!」。それだけで十分です。

うん、学校は楽しいよ!
行ってきまーす☆
でもさ、理想は?
そりゃ、理想を語り出せばそれなりに意見はありますよ。「クラスを”基礎みっちりグループ”、”少し挑戦もしてみるグループ”の2つに分ける。それぞれ前後別の黒板を使って授業する」ことが出来れば良いな、とか(小学2年生では不要でしょうけど、学年が上がるにつれ必要性も増してくるのでは)。ただしマンパワーの問題もあるでしょうし公立小学校の限界でしょう。これ以上先生方に負担をかけるわけにはいかないと思います。
……あれ?さっき私、「学年が上がるにつれて学ぶ内容が難しくなって科目も増えれば、退屈と感じることは減ると思います」って言いましたよね。でも、学年が上がれば学力格差も大きくなる?とすると、どうしても出来ない子に合わせるから……出来る子はもっと退屈に感じちゃう??良く分からなくなってきた……諸先輩方の意見も聞いてみたいです。

授業、退屈なんだ…
つまらないなぁって思う?

少しね…
でも、授業はちゃんと聞いてるよ

偉いね
繰り返すとしっかり身に付くからさ
リリーちゃん、勉強が得意になってきたんだね(おだてる)

えー、そうかな照
みんなも出来てるよ
先輩方の意見は?AIにも聞いてみた。
ということで、ひとまずAIに聞いてみました。使用したAIは「Perplexity AI; https://www.perplexity.ai/」と「Chat GPT; https://chatgpt.com/」。プロンプトは試しに「小学校2年生です。家庭で先取学習をしているせいか、授業が退屈なようです。何か出来ることはありますか?」としました。建設的な議論がしたいので、「何か出来ることは?」と前向きな質問にしてみました。山ほど出てきた2つのAIの回答をさとっこ先生なりに簡単にまとめるとこんな感じ。
先取学習のメリット
- 授業内容の理解が早くなり、自信や学習意欲が高まる
- テストで良い成績を取りやすく、勉強が得意だという自己肯定感につながる
先取学習のデメリット
- 学校の授業を聞かなくなる、集中しなくなる
- 授業中に手持ち無沙汰になり、モチベーションが下がることがある
- 復習が不足しやすく、学んだ内容を忘れてしまう場合がある
- 学校をバカにする態度をとる場合がある

……ウソだろ(愕然)
先取学習ってデメリットもあるんか
何も知らなかったピュアなさとっこ先生……。
でも検索した限りでは、”家庭学習・先取学習を止めます!”と宣言するご家庭は見つけられませんでした。そりゃそうだよね、その選択はないわ。
復習に全振りするという手もありますが、予習で得られる「私、これ知ってるよ!もう出来るんだよっ!!」っていう自信、悪く言えば?優越感。勉強の必要性をなかなか理解できない小学校低学年の子にとっては、勉強していてよかったと素直に思える貴重な機会だと思うんですよね。上のAIの回答の中では、メリットを重視したいと思うさとっこ先生です。
一方、デメリットに対して現実的に出来る対策は以下の通り。これも、山ほど出てきた2つのAIの回答をさとっこ先生なりに簡単にまとめたものです。
- 授業の中でできる新たな目標を見つける
例:ノートをきれいにまとめる、字を丁寧に書く、友達に説明する練習をする - 家庭での学習のバランスを見直す
先取りばかりでなく、復習や応用問題、探究的な学習(調べ学習や自由研究など) - 家庭でさらに深い学びを用意する
→ 単なる先取だけでなく、「なぜ?」「どうして?」を掘り下げる学習(算数なら文章題やパズル、国語なら読書や作文)を取り入れる
さとっこ先生は復習も大事にしているつもりです。”進研ゼミ チャレンジ”は早く終わることも多いので、そういう時は過去に間違った問題・弱点の復習をしています。

ずっと勉強見てるからさ
何が苦手でどこが弱点か分かるんだよね

チャレンジ終わったと思ったら、また問題出してくる事あるよね
ピタゴラ見る時間なくなるじゃん
さらなる深い学び、ってのはまさに絶賛取り組み中の”進研ゼミ 考える力・プラス”のような気がします。ただ、受講してまだ1か月です。あと数ヵ月もすれば良いところ・悪いところ、色々見えてくると思うのでレビューしますね。
まとめ
“先取学習することで学校の授業が退屈に感じてしまう”ことについて、現役内科医の考えを述べました。また、AIを使用してこの問題について網羅的に検索、一般論としての”先取学習のメリット・デメリット”、”現実的に出来る対策”もまとめました。
さとっこ先生としては、先取り学習にデメリットもあると理解しつつ、それを止める必要はないと考えています。今のところ、何か特別な対策を取るつもりもありません。以上、参考にして頂けますと嬉しいです。
今日もリリーちゃんは頑張ってました。そして可愛かったです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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