PR

えっ、小学校って遅れてもいいの? -デンマークの教育がスゴい-

教育系のお話

皆さん、今日もお疲れ様です。現役内科医のさとっこ先生です。

本日は、「PIVOT 公式チャンネル」より「世界幸福度ランキング2位 デンマーク流の教育・家庭・子育て」を視聴した感想を述べたいと思います(主に教育について)。面白い制度の紹介があったので。実は、「こういう制度があれば良いのになー」って私も妄想したことがある制度でした。

なお、本記事中にいくつか具体的な数字が出てきますが、動画中に述べられていたことをそのまま転記しただけで、もとのエビデンスを私自身が確認したわけではありません。ご了承ください。

PIVOT公式チャンネル

PIVOT公式チャンネル、面白いですよね。公式HPには「経営、テクノロジー、マネー、キャリア、ビジネススキルなどをテーマに、スキルセット・マインドセットを高める学びコンテンツを毎日配信しています。」という説明文があります。

動画数は膨大ですべてを見ることは難しいですが、興味があるものは適宜拝見させて頂いてます。受験、学習関係の動画も多数あります。面白いですよ。

今回はたまたま目についたこの動画。興味があったので視聴してみました。

さとっこ先生
さとっこ先生

デンマーク流の教育……とは???

落第システム?

動画中では”落第”という表現をしていました。実際は、進級を見送ることが出来る、ということのようです。例えば幼稚園→小学校、小学校→中学校のタイミングで進級を1年遅らせる事が出来る。

これ、面白い制度ですよね。実は私も「子どもの成長や発達には個人差があるよな。特に早生まれの子。3月生まれの子と4月生まれの子が同じ教室で学ぶのって辛くないのかな?難しそうなら、進級を1年を遅らせる選択があっても良いのにな……」と考えたことがありました。

何%が落第するの?

ただし、実際にこの制度を利用するのは勇気が要りますよね。よっぽど、「これはみんなについていけないぞ……」と確信しないと。というのも、“遅れている”ことを素直に認める勇気が必要だと思うんです。”諦め”の感情に近い、というか。

動画を視聴しながら、「何割くらいが”落第”を選ぶのかな……5-10%くらいかな?」と予想してました。そしたらなんと、この“落第”する方は3割もいる!!とのこと。これはマインドの違いなんでしょうか。

私のような上記の考え(=ネガティブなイメージ?)ではなく。デンマークでは「“遅れている”と思わない。自分のためにこのペースが良いんだ・自分にはこの時間が必要なんだ」というマインドが根付いているとのこと。

日本でこのシステムを導入するのは非現実的なのでしょうが、自分に合わせた学習・進学ペースを選べるというのは魅力的に映りました。

なお、以下の疑問が湧いてきましたが今回の動画でそれについての言及はありませんでした。もう少し掘り下げて聞きたかったですね。

  • 疑問点
  • 具体的にどのような基準で進級見送りが判断されるのか。
  • 誰が主導して判断するのか(先生?親?子ども?)。
  • 落第による社会的なレッテルや偏見はあるのか?

落第するとどうなるの?

話の落ち、ではないですが、まぁまぁ驚きのデータが追加されていました。

落第した人の2割は中卒で終わるという現実がある

とのこと。となると、不都合な真実といった感じですが、「”落第”するような方は、自分のペースで学習したところで、少なくとも学力・学歴として成功することは少ない」ということなのでしょうか?

まとめ

本日はPIVOT公式チャンネルの紹介も兼ねて、「世界幸福度ランキング2位 デンマーク流の教育・家庭・子育て」を視聴した感想を述べさせて頂きました。

ちなみに、後半ちょっとだけ、いわゆる”日本下げ、北欧上げ”みたいな感じの雰囲気が漂ったのは少し気になりました笑。私は日本が好きなので。そりゃ、欠点も多い(欠点だらけ??)ですけど、生まれ変わってもまた日本に生まれたいと、”現時点では”思ってます。

皆さんの日々の教育に伴走するような、もしくは悩みに答えるような記事ではありませんが、ちょっとしたお楽しみや教育関係の方々の議論のネタになれば嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

リリーちゃん
リリーちゃん

今回も私、出番なし
最近多くない??

コメント

タイトルとURLをコピーしました