皆さん、今日もお疲れ様です。現役内科医のさとっこ先生です。
わが娘・リリーちゃんの本日のお勉強です。一緒に頑張りましょう!
本日は“進研ゼミ 小学講座 考える力・プラス”の中間レビューもお届けします。受講するかどうか迷っている方の参考になります、ぜひご一読下さい。すでに受講中の方は、お子さんの様子や回答と比べることで「あるある!」という共感や、学びのヒントにして頂けますと幸いです。(出来・不出来について比べてはイケマセンよ!)
2025年5月20日(火)
本日の内容:進研ゼミ 小学講座 考える力・プラス
国語 第2回:王さまは 何が したいのかな (6ページ中、4ページまで)
狂いだした計画……
平日なのに、”考える力・プラス”に取り組みました。というのも、実は少しずつ計画が狂いだしています。リリーちゃん、やはり”考える力・プラス”に取り組むことを嫌がるんですよ。理由は、チャレンジより難しいから。
難しい問題を時間をかけてじっくり考えることが苦手なのかな?教材の難易度的に当然100点は取れません。結果、”間違える”回数は増えるわけですが、それが心理的な負担になっているのかもしれません。
でも、パパから客観的にみれば、難しすぎてレベルが合っていないとは思えないんですよね。間違いながらもパパのヒントを頼りに上手に取り組んでいるように見えます。途中で投げ出さないし粘り強く取り組んでいます。むしろ頼もしくすら見えるのですが……“間違い”が続くと心中は穏やかではないのでしょうか。
というわけで、土日に時を戻しましょう。こんなこと言い出しました。

パパー
今日は考える力、嫌だな
せっかくの休日なのに……

そっかー
いつも粘り強く頑張ってるけどなぁ
じゃあ今日は、普通のチャレンジにしよか
私が最も恐れる、”勉強が嫌いになってしまうのではないか?!”、“勉強が精神的に負担になってしまうのではないか?!“というセンサーが弱いながらも反応しました。なので無理強いせず、土日も通常の”チャレンジ”に取り組みました。結果、5月号が早めに終わってしまったので、今日は平日ですが残っている”考える力・プラス”に再挑戦しようとしたわけです。

国語と算数どっちやる?
早めにヒント出すからさ
時間も30分は絶対に守ろう!
科目について選択肢を与えつつ、時間厳守も約束。結果、特に問題なくスタート出来ました。
※以前、算数の勉強を連続70分間行ったことが嫌な記憶になっているようです。これは大反省です……。リリーちゃんが粘り強くくらいついてくるのを良いことに、無理させちゃいました。
-考える力・プラス- 体験談と中間レビュー
まだ受講を開始して1.5ヶ月くらいですので評価を下すのは早いですが、少しずつ見えてきたものがあります。以下に箇条書きしますね。
まずは注意が必要な点
- 1回あたりの勉強時間は長くなる。公式には”30分/回”とあるが、ちゃんと指導するなら”60分/回”は欲しい
- 通常のチャレンジより難しい。結果、”間違える”、”分からない”と感じることは増える
→そこでくじけない気持ちが必要 - 親の手助けは必須。指導力で学びに差が出そう。ただ答えを教えるのではなく、一緒に考える。分からないお子さんに親もイライラせず、粘り強く取り組む姿勢が必要。
- “難問を考え抜いて答えにたどり着く喜び”を感じ取るのは小学校低学年では難しいかも?
次にお勧めポイント
- まさに”考える力”。問題の質は高い
- 指導している私も面白い。つい熱が入ります
- 回答も充実している。”指導のやり方の説明”はチャレンジよりずっと手厚い
- 個人的には”社会”や”自分作り”が好き。これは唯一無二。
こうやってみるとネガティブな要素多め?と誤解されそうですが、むしろ高く評価しています。質は良いですよ、これは間違いない。ただし当然ですが、お子さんのレベルとの兼ね合いでしょうね。
「いずれ挑戦したいけど、今(低学年)は見送りかな?」という考えもアリかと。
「こういう思考系の問題は早いうちから取り組まないと十分な効果が発揮できないのでは?」と焦る気持ちがあるかもしれませんが、個人的には背伸びはお勧めしません。無理させて笑顔消しちゃダメよ、これは絶対。
イメージ的には『中学受験の予定なし、家庭学習も必要最小限。恐らくスタンダードな小学2年生』のリリーちゃんでぎりぎりかな?少し負担だよね??って感じです。
正直、現時点ではすべての問題を消化するのは難しいです。国語と算数が出来れば御の字かな。受講を中止することも少し頭をよぎりますが、良問なのは間違いなく、なんとか継続したいです。

“社会”とか”自分作り”まで手が回らないのがもったいない
長期休みにゆっくりかな?
あと、かんがえる君とかコラショ君は出てこないぞ!
3-6か月後くらいですかね?ひとつの記事でしっかりレビューしますね。
お勉強中の様子
木の上でリラックスする小鳥の親子を見ている王様。突然「私も木の上にベットを作ってそこで寝たい!」なんてことを言いだしました。大臣はびっくり。医者、兵隊、料理人たちも次々に反対意見を述べます。お医者さんは「木から落ちたら助けられない」、兵隊さんは「臆病な王様を木の上に連れて行くなんてごめんだよ」、ということを述べています。一体どうなってしまうのでしょうか…
そんなストーリーのお話を読んで設問に答えます。
問題: なぜ、兵隊さんは木の上で寝ることに反対したのですか?
という設問です。「なぜ……?」という問いに「……から」という形式で答えられるか?そして、「それぞれの発言を要約する」、「結局何が言いたいのか簡潔にまとめる」、「大事な点はどこなのか把握する」能力が求められる設問でした。要約入門編、といったトコロ。

………
リリーちゃん、これは苦労していました。小学校1年生程度の国語の問題は、「問題文から設問に合致した部分を探し出して丸写しする」に近いじゃないですか?『要約』、という作業に初めて取り組んだようなものです。難しいよね、よく挑戦しました。
苦手意識を持って欲しくないですし、時間的な余裕もないので、考える時間は短めにしてパッパと素早くヒントを出してあげました。結果、私が答えを言ってしまったに近くなりましたが、今はそれで良いと思います。
- 実際の会話
さ「王様は一人で木に登れるかな?」
リ「……出来ない」
さ「なんで?」
リ「臆病だから」
さ「そうだよね。『おくびょうだから木に登れない』って大事な情報だよね。それは書こうよ」
さ「結局、兵隊さんが王様を木の上に運ぶんだね。どう思うかな?」
リ「大変?」
さ「そうだね。その気持ちも書いた方が良いね」

『主語』と『述語』というワードは便利よね
前回、主語と述語という言葉を学びました。今回上記の設問について指導する中で、この言葉が使えることで大分やりやすくなったと実感しました。

じゃあさ、この文の主語ってなんだろう?
と問いかけることが出来るだけで大分指導がしやすくなります。
※普段のおふざけの中で「主語述語ルーレット」というさとっこ先生オリジナル?の遊びをすることで自然に文法用語に親しんでます。まぁ、結局はリリーちゃん大好きのくすぐりあい、なんですけどね笑
お助け言葉 = 修飾語?
いわゆる修飾語のことを”お助け言葉”と表現して先走ってごく簡単に教えたことがあります。
リリーちゃん、なんだかこの”お助け言葉”という概念を気に入っており

これって”お助け言葉”でしょ?
ってたまに言ってます。前回、ポロっと伝えた程度ですが、上手く使いこなしていて関心します。
調子に乗って”目的語”も教えたくなるけど、それは我慢だな笑
まとめ
本日の内容:進研ゼミ 小学講座 考える力・プラス
国語 第2回:王さまは 何が したいのかな (6ページ中、4ページまで)
に挑戦しました。勉強時間は合計約25分。残りは明日ですね。
前半は”考える力・プラス”の体験談を述べたり中間レビューをさせて頂きました。問題の質の高さは納得ですが、日々のチャレンジとの両立・やや難しめ難易度がお子さんにマッチしているかについては検討を要します。“一旦見送り・高学年になってから”もアリだと思います。
後半は学びの様子をレポート。”文章を要約する”ことに苦労していました。まだまだこれから、慌てなくて大丈夫だよ。とりあえず、大きなトラブルなく終えることが出来て安心しました。
今日もリリーちゃんは頑張ってました。そして可愛かったです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

もうすぐ運動会だよ
楽しみだけど、ちょっとドキドキするかな
追記:残り2ページのお勉強の様子もupしました。リリーちゃんの奇想天外な回答もあります、ぜひご覧ください。
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